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人吉球磨地方の美しい自然に、溶け込むように点在する観音霊場。さまざまな言い伝えの残る観音堂や観音像は人吉球磨の貴重な文化遺産。
鎌倉時代の創建と伝えられるこれらの観音像は、素朴な表情と慈悲の眼差しで人々を引きつけてやまない。
「相良三十三観音めぐり」は、春と秋の彼岸に、全ての観音堂が一斉に開帳される。この日は、九州各地から多くの善男善女が巡礼に訪れる。江戸時代に庶民の間で広まったとされるこの観音めぐり。一番札所から三十三番札所のすべての観音堂をめぐり終えると、人吉盆地をちょうど一周したことになる。地元の方々がお茶やお菓子を振舞うお接待が今なお続いている。心あたたまるふれあいも楽しみの一つ。
春の一日、周りの景色を味わいながら、ゆっくりのんびり観音めぐりへ。
今年の、春のお彼岸は、3月21日。
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