球磨川第一橋梁 JR肥薩線が球磨川と併走する区間の見所は、24のトンネルならびに球磨川第一・第二橋梁です。 石積みの橋脚と、赤茶色の鋼鉄でできており、美しい球磨川の風景にもなじむ色とフォルムは、鉄道ファンのみならず、優れた被写体としても多くのカメラマンを魅了してきた「球磨川第一橋梁(きょうりょう)」は、全長205.25メートル。鎌瀬駅−瀬戸石駅間に存在し、明治41年(1908年)に完成しました。 トラス節点には架設された当時のままのピン結合が残り、全国的にも珍しい橋梁です。また、車窓から眺める景色も美しく、人気のスポットです。 橋脚上の連結部には、斜角がついており(トランケート(切り詰め)式)現在では、全国でもこの球磨川第一橋梁と、第二橋梁にしか存在しないと言われています。 球磨川第一橋梁には、取り付け道があり、徒歩でも横断することができ、地元の人々の橋としても利用されています。